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 ウォーキングの最大のメリットはとにかく簡単に行えること。「運動をしよう」と身構えることなく思いつけば取り組むことができます。たとえば通勤時に目的の駅のひとつ手前で降車して、会社あるいは自宅まで歩く。いままでは車で移動していたところを1キロくらいならば歩くように心がける、などです。運動不足気味の人でも安全に楽しむことができるのです。
 ウォーキングはエアロビック運動と呼ばれる有酸素運動。体内に酸素を取り入れることで糖質と脂肪をエネルギーに換えていきます。長くあるけばたくさんの糖質と脂肪を燃やすことができるので肥満予防に最適です。
 
 歩くためにいろいろな筋肉を動かすので、筋肉や腱、関節の感覚器から適度な刺激が絶えず脳へと伝達され、脳が活性化されるます。
 
 ウォーキングを習慣化すれば、心肺機能が向上します。結果、酸素やエネルギー源を効率よく循環させられるようになるのです。
 
 ウォーキングではとくに足や腰などのからだを支える重要な筋肉を使います。脚力の増強につながり、転倒などの予防に役立ちます。健康の維持や増進を効果的に行えるのです。
 
 習慣的にウォーキングを実践することは高血圧、糖尿病、動脈硬化、心臓病、脳卒中などの「生活習慣病」の予防と改善に効果のあることが確認されています。
 
 自分の体重を支えながら移動させていくウォーキング。骨に適度な刺激が与えられるので、骨密度が発育期では増大、また中年齢では減少を抑制することが確認されています。
 
 ウォーキングは適度な強度の運動。長い時間歩き続ければ脳内麻薬と呼ばれる物質が分泌され気分が良くなることが期待されます。また、自然豊かな場所をウォーキングすれば、こころのリフレッシュにもつながります。
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