「椎間板ヘルニア」ってなあに?
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笠松病院 岐阜県岐阜市中鶉3丁目11番地
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MRI検査について
椎間板ヘルニアは、よく耳にする疾患です。腰痛や下肢痛がみられます。どのスポーツにおいてもみられ、とくに腰で起こりやすい病気です。
椎間板ヘルニアは、20代から40代の、男性に多く見られますが、最近は10代や50代にも、また女性にも増えてきました。
椎間板ヘルニアが起こるのは・・・・
私たちの背骨は、24個の骨(椎体)が積み木のように重なっており、椎体と椎体の間にはクッションの役目を果たす椎間板があります。椎間板ヘルニアは、この椎間板組織が外に脱け出し、背骨に沿って走っている神経を圧迫して、腰や下肢などに痛みを引き起こす症状をいいます。進行すると足首や足指の筋力が弱くなること(麻痺症状)があります。このしびれや痛みは、おじぎをする姿勢で強くなります。
もともと年をとると椎間板の変性がしだいに進行していきますが、これにスポーツにより、力が極端に加わったり、身体をねじったりした結果、椎間板ヘルニアが発生します。また、特に重いものを扱う動作や長時間のあぐら姿勢でも起きやすいようです。
治療
・痛みのあるときには、安静にします。
・腰椎の牽引を試みることがあります。
・消炎鎮痛薬は、痛みや腫れを抑えるのに有効です。
・コルセットなどを用いたり、ブロック注射をすることがあります。
椎間板ヘルニアにならないためには・・・
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背筋力などを強くして、椎間板を支える力を強めましょう。
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椎間板は縦への力には強いのですが、曲がりやねじれの運動に比較的弱いので、とくに気をつけ、避けるようにしましょう。
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よくフィットした靴を選び、腰や足に負担がかからないようにしましょう。
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肥満は、背骨への負担が大きくなりますので、体重過多に注意しましょう。
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運動開始前のウォーミングアップ、運動終了後のクールダウンなどを十分にしましょう。