細菌名 |
特徴 |
予防ポイント |
病原大腸菌O157 |
牛肉が原因。ベロ毒素という強い毒素が大腸の粘膜を痛めつけます。激しい腹痛と下痢、嘔吐発熱などの症状。 |
75度で1分間以上の加熱で死滅するので、良く加熱して食べる。手や指、調理器具を良く洗い殺菌し、生の牛肉の肉汁を流し台などにつけないようにしましょう。 |
サルモネラ |
生卵や鶏肉にいる。発熱と下痢などの風邪と似た症状。食中毒発生件数は一位。 |
卵はしっかり加熱して生では食べないようにしましょう。
卵が入ったサンドウィッチやサラダなどは調理後早く食べましょう。 |
腸炎ビブリオ |
生の魚介類にいる。菌の繁殖が早いため二次汚染する可能性が大。激しい腹痛、下痢、嘔吐、37〜38度の発熱症状。 |
60度15分の加熱で死滅。生の魚介類を避ける。まな板や包丁はよく洗って熱消毒をしましょう。真水や酸に弱いので、調理前に水でよく洗と良いでしょう。 |
キャンピロバクター |
鶏肉いる。低温に強い。ペットから感染することもあります。少しの菌でも発生する。 |
野鳥の糞尿で汚染することもあるので、井戸水や生水は飲まないこと。肉類は必ず、加熱殺菌してから食べましょう。 |
ブドウ球菌 |
傷口やニキビ、毛髪などにいる。素手で調理するときは要注意。急性胃腸炎に似た嘔吐、腹痛、下痢などの症状。 |
おにぎりやサンドウィッチを作るときはよく手を洗ってから。傷があるときは、ビニール手袋をつけて調理しましょう。 |
その他 |
@セレウス菌(前日作ったご飯や麺類に繁殖しやすい。嘔吐、下痢などの症状。)
Aボツリヌス菌(蜂蜜ビン詰めの中にいる。) |
@作った後は、素早く冷蔵し早く食べましょう。
A死に至ることもあるので蜂蜜は一歳未満に与えないでください。 |