あなたの動脈硬化がひとめでわかる!!

頚動脈エコーをしてみませんか?

動脈硬化は頭・頚部・心臓・腹部・腎臓・足など、全身の動脈で起こりますが、頚動脈(首の動脈)の状態は全身の血管の動脈硬化度を反映します。

頚動脈の内中膜の厚さ(IMT:Intima Media Thickness)を測れば、動脈硬化の早期診断や心血管疾患のリスク判定をすることが可能です。

当院では、超音波によってIMTを正確に簡単に測る専用装置を導入しています

ご予約・お問い合わせは、お気軽にお電話、または病院スタッフまでお申し付けください。

住所 〒500-8288  岐阜県岐阜市中鶉3丁目11番地
TEL 058-276-2881
FAX 058-276-3566

 頚動脈エコー検査でわかること

頸動脈エコーは、簡便で視覚的に動脈硬化の診断が出来る検査です。
頸部動脈エコー検査は、頸動脈のようすを超音波を使って画像に映しだし、頸動脈に動脈硬化がないかどうかを視覚的に調べることができる検査です。
頸動脈は、全身の血管のなかで最も動脈硬化が起こりやすい血管であり、頸動脈の動脈硬化が進んでいるほど、ほかの部位の動脈硬化も進んでいると考えられます。
このことから、動脈硬化が原因となる脳梗塞や心筋梗塞、狭心症、大動脈解離など、命にかかわる病気が発症する危険度を推測することができ、食生活の改善や運動療法、投薬などによる予防に努めることができます。

全身の動脈硬化の程度を表す指標を評価できます。
動脈硬化を起こすと血管壁が厚くなったり硬くなったりします。その様子が画像で簡単に確認できます。
被曝も痛みもありませんので、年月を追って動脈硬化の進み具合を知る事が簡単に出来、食生活の改善や運動療法、投薬などによる予防が可能です。


 このような症状をお持ちの方におすすめしています

脳血管疾患が疑われる方
動脈硬化性疾患の方
(心筋梗塞、狭心症、閉塞性動脈硬化症、大動脈瘤など)
動脈硬化のリスクが高い患者さん
(糖尿病、高血圧、脂質異常症、高尿酸血症、喫煙、メタボリックシンドローム、運動不足、ストレスなど)


 検査の仕方

この検査では仰向けに寝た状態で枕を外し、首の部分に、ゼリーを塗りプローブをあてて、検査をしていきます。
左右合わせて数分程度で終了する簡単な検査です。痛みもありませんし、リラックスして受けていただけます。

 動脈硬化の有無

血管壁を観察して、動脈硬化の有無を調べます。 血管壁は下図のように3層あります。

第1層と第2層を内中膜複合体(IMC)と呼び、その厚さを計ります。 IMCの厚さは通常1mm未満です。1mmを超えると動脈硬化が示唆されます。 IMCは加齢と共に肥厚します。高血圧、脂質異常症、糖尿病、肥満などはIMC肥厚を加速させる危険因子です。

 つまり具合の観察
頸動脈の血管腔を観察します。総頸動脈の血管径は通常5〜9mmです。 動脈硬化があると、血管がつまったり、狭小化したりします。


 プラークの観察

1mmを超える限局性の壁隆起をプラークと呼び、プラークの破綻が脳梗塞などを引き起こす可能性があります。
エコーではプラークの大きさ、形状、表面、内部の状態(硬さ)などを観察し、治療方針などを検討します。