インフルエンザの検査方法と治療方法  


インフルエンザの疑いがあり、検査希望の方は、受付時に検査希望とお伝えください。


救急外来の受診方法はこちらをご覧ください

笠松病院  岐阜県岐阜市中鶉3丁目11番地
TEL 058-276-2881
FAX 058-276-3566

診察時間はこちらをご覧下さい
インフルエンザの検査は、インフルエンザウイルスの抗原を検出する迅速キットを使用しています。
綿棒で鼻の粘膜をこすり、液体に浸し、約8分ほどでインフルエンザに感染しているか結果が出ます。


インフルエンザ迅速キット 上記写真はA型陽性です




インフルエンザと診断されたら

インフルエンザのお薬を処方します。
抗インフルエンザウイルス薬は、症状に合わせて3タイプ(内服薬・吸入薬・点滴薬)4種類あります。
インフルエンザウイルスの増殖を抑える働きは同じでも、服用の方法や回数、処方できる年齢などは、薬によってそれぞれ違います。医師にご相談下さい。

成人 小児
タミフル(内服薬) 75mg 1日2回、5日間服用します。 
10代は使用を控えています。
1回2mg/kgを1日2回、5日間服用
詳しくは、中外製薬のホームページ

リレンザ(吸入薬) 1回2吸入で、1日2回、5日間専用の吸入器を用いて吸入します。
リレンザは、円盤の山ひとつが1吸入分で、1つの円盤に4つの山があり、円盤1枚で1日分となります。
吸入薬が使える年齢である5歳以上が適応になります。
詳しくは、グラクソ・スミスクラインのホームページ

イナビル(吸入薬) 成人や10歳以上の小児は1回40mg(20mgを2本)4吸入。 10歳未満の小児は1回20mg(20mgを1本)2吸入。

イナビルは、長期間作用型なので最初の1回だけ吸入すれば良く、飲み忘れを防ぐことができます。
詳しくは、第一三共のホームページ

ラピアクター(点滴) 成人では、1回300mgを、約15分間かけて点滴します。1回だけの点滴による投与です。
小児では、体重で点滴の量が変わります。10mg/kgを約15分間かけて点滴します。
ラピアクタについて

なお、当院では、他の患者様への感染を防ぐために、ラピアクタの点滴による治療は、他に患者様がいない時間帯(目安として13:00〜15:00/18:00〜20:00)での対応とさせて頂いております。