大腸内視鏡検査(大腸カメラ) 

大腸カメラの検査は、毎週木曜日の午前・午後に行っています。

岐阜大学医学部附属病院の消化器内科の医師が行っております。


 大腸カメラ検査は、肛門から内視鏡を挿入して大腸全体を直接観察する検査です。内視鏡の先端には、小型の高精度カメラが備えられており、大腸がん・大腸ポリープなどの疾患を見つけ、診断するのに非常に有用です。組織の一部を採取したり、必要に応じて大腸ポリープ切除術も行えます。
前処置に、大量の水薬を服用し大腸の中を空っぽにする必要があります。

 検査で見つかる疾患
大腸がん
大腸ポリープ
虚血性腸炎
炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)
痔疾患など


 前処置について
大腸の中の食物の残渣(便)をなくして、腸内をきれいにする為に大量の水薬(1.5〜1.8L)を2時間ほどで服用していただきます。
当施設では患者さんに飲みやすい水薬(MC等張液)を使用していますので、無理なく服用していただけます。
1回目の排便は水薬を飲み始めてから30〜90分後に起こります。
水薬服用後の排便回数は5〜8回くらいです。
排便が終わるまで2〜4時間かかります。
※排便については個人差があります。
※通常の場合は食事をしてから排便まで1日かかりますがこの大量の水薬は短時間で大腸の中を洗い流します。

※ 抗凝固剤を飲んでいる方は、検査中に生検(組織の一部を取り出す)を行った場合、出血が止まらなくなる場合がありますので、必ずお申し出ください。

 徹底した衛生管理(内視鏡の洗浄)

当院は、お1人に1回ずつ、日本内視鏡学会ガイドラインに則った、カイゲンの内視鏡洗浄機を使用し、ピロリ菌や一般細菌の感染対策をしております。
安全で清潔な内視鏡での検査をうけることができます。