インフルエンザの予防的投与について
インフルエンザの吸入治療薬イナビルが、予防投与にも適応が追加されました
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笠松病院 岐阜県岐阜市中鶉3丁目11番地
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インフルエンザは多くの場合、家族の1人がかかると家族全員に感染してしまうことがあります。
インフルエンザワクチンを接種されていない方や、1回しか接種されていない方は、感染しやすいようです。
そういった際に、抗インフルエンザ薬であるイナビルやリレンザ、タミフルを予防的に服用していただくことで、インフルエンザ感染のリスクを減らすことが出来ます。これが予防的投与です。
予防投与には保険は適応されません。保険医療ではなく、自費診療となるため投薬量・薬代が実費になります。
予防投与の効果としては完全ではないですが、ご家族や同僚の方の感染が発覚され次第、早期から服用することで感染のリスクはかなり減少します。
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イナビルを治療に用いる場合
成人:ラニナミビルオクタン酸エステルとして40mgを単回吸入投与する
小児:10歳未満の場合、ラニナミビルオクタン酸エステルとして20mgを単回吸入投与する
10歳以上の場合、ラニナミビルオクタン酸エステルとして40mgを単回吸入投与する
イナビルを予防に用いる場合
成人及び10歳以上の小児:ラニナミビルオクタン酸エステルとして20mgを1日1回、
2日間吸入投与する
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【イナビルを「予防」で用いる場合の用法・用量】 |
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【イナビルを「予防」で用いる場合の使用方法】 |
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リレンザを予防に用いる場合
一回2吸入を10日間
リレンザは予防投与に10日間も吸入しなくてはいけないので吸入忘れが多いですが、イナビルではたった2日間の吸入で予防投与が終了するので、より簡単になっています。
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イナビルについてこちらをご覧下さい
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